【まるかん健康だよりvol41】
「食べた物は全て吸収される」
今日は「食べた物は全て栄養になるのか？」ということについてお話ししていきます。
食べ物を吸収するのは、腸です。
ということは、今日のお話は
「腸はすべての栄養を吸収することができるのか？」
というふうに置き換えることもできます。
こんなことをいうと
「また腸をキレイにしましょうねって話でしょ」
と思われる方もいると思います。
まさしく、その通りなんです。
食べた物は腸で吸収しなければならないので、100パーセント栄養を吸収したければ、まず腸をキレイにすることが必須なんです。
そこで、「食物繊維を摂りましょう」というお話しは何度も何度もさせていただきましたので、耳にタコ状態で聞き飽きたかと思います（笑）
※でも、ホントにそれだけ重要なんですよ。
ただ、今日の本題はそこではないんです。
実は、腸というのは、キレイだろうが汚かろうが、100%吸収してしまうんです。
もう一度、今度は詳しく言います。
腸は、「いい物」も「悪い物」も区別せず、そこにある物はすべて、【100%】吸収するんです。
これがどれだけ重要なことか、お分かりになりましたでしょうか？
つまり、腸に老廃物が溜まっていると、それをもう一度吸収するということなんです。
せっかく体ががんばって「栄養」と「ゴミ」に分別したのに、ゴミ収集業者（便通）がやってきて、ちゃんと体外に出しておかないと
「あらあら、今日はなんだか、たくさんの栄養とゴミがあるわね。ま、いいわ。私の仕事はとにかくここにあるものを全部吸収することだから」
と、腸な何でもかんでも再吸収してしまいます。
そうなると、まず血液が汚れます。
そして、内臓が疲弊して、老廃物が増えます。
またまた、腸でその老廃物が溜まって…と、悪循環の完成です。
「便秘が万病の元」と言われるのは、こういった理由からなんです。
この体の仕組みに対して
「いやだ」と言うのも、「ちょっとくらいなら良いんじゃない？」と言うのも
あなたの自由です。
でも、体はとても正確に働いてくれますから、あなたの意思とか信念は無関係なんです。
だから、いくら「食物繊維なんか摂らなくったって平気だよ」と思ってたとしても、間違いなくあなたの体はゴミまみれになっていきます。
ゴミを溜めておくのが好きなら、もうこれ以上言えることはないのですが
「そんなことない、健康になりたい」
という人でしたら、食前の食物繊維だけは、一生続けることをオススメしますよ。
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